デザイナーは、フォントライセンスの許可があれば第三者の書体をワードマークロゴのベースとして使用することができます。しかし文字は十分にカスタマイズされている必要があります。フォントライセンスの購入が不要な場合やワードマークロゴの未変更での使用が許可されているように見える場合でも、99designsではワードマークロゴはオリジナルであることが求められます。
ワードマークロゴとは何ですか?
ワードマークロゴとは、カスタマイズされたタイポグラフィを使用し、ブランド名を引き立てるテキストのみのデザインのことです。これらのロゴはメインの絵文字がないとはいえ、装飾的な線やフレーム、ごく小さなイラスト要素が含まれることがあります。
一般的に、ブランド名の主な部分がロゴデザインで構成されている場合、99designsではワードマークとして見なし、既存書体のレタリングにオリジナルなレタリングまたは独自の変更を加えることが必要とされます。
なぜワードマークロゴの書体に変更を加えなくてはならないのですか?
フォントは第三者のデザイン要素であり、そのライセンスは一般的にデザイナーが自分自身でロゴとして使用することを許可していません(ただし、それらはワードマーク以外の他のタイプのロゴに組み込まれることもありますーライセンスの確認を行ってください)。もし書体をカスタマイズせずにワードマークを作成する場合、著作権侵害とみなされ、クライアントとデザイナーに法的な影響を与える可能性があります。
99designsでは全てのロゴがオリジナルであることが求められます。これはつまり、フォントライセンスがロゴに未変更での使用を許可している場合でも、99designsに所属している間は、デザイナーはカスタマイズされたワードマークを提供することが求められます。
書体にどの程度のカスタムが必要ですか?
最終的には、これは主観的になる可能性があり、紛争の際には99designsのスタッフが最終判断を下します。著作権における混乱を防ぐため、私たちによるレビューが必要になるようなオリジナルのフォントに非常に近いワードマークを作成するのを避けるようデザイナーにアドバイスしています。
著作権紛争を回避することに加え、ワードマークのロゴがクライアントのブランドを一意に表すように、デザイナーは書体を実質的に考え抜いて作成する必要があります。
未変更のワードマークロゴとはどのようなものですか?
一般的に、報告されたデザインが既存のフォントに非常に近く、変更されているかどうかを明確に伝えられない場合は、削除されます。
デザインは以下のような場合に報告対象となります
- デザイナーが未変更のフォントを提出した場合
- デザイナーがフレーム、線、その他の小さな装飾要素を未変更のフォントの周囲に追加した場合
以下がカスタマイズが不十分なロゴの例です:
もし未変更の書体がロゴとして提出されているのを見つけた場合、どうしたらいいですか?
まず、ロゴがオリジナルでないことを確認してください。私たちがその報告をレビューするのに十分な情報を得られるよう、フォントの名前を確認できなければなりません。
違反の証拠を得たら、これらの指示に従いデザイナーサポートチームへ報告してください。