生成AIとは、人工知能技術の一種で、学習させたデータセットに基づき、ユーザーの指示(プロンプト)に応じてテキストや画像などの出力を生成します。これらのデータセットと、AIツールから得られる最終的なアウトプットの両方が、著作権やその他の知的財産権の侵害に関連する問題を引き起こす可能性があります。
99designsは人間の創造力を信じていますが、生成AIのような新しいテクノロジーやツールがクリエイティブなプロセスにおいてワクワクするような可能性と効率を引き出すことを高く評価しています。99designsは、(全体的または部分的に)生成AIツールを使用して作成されたコンテンツを 第三者素材とみなし、当社のプラットフォーム上ではそのように扱います。
そのため、生成AIツールの使用は以下の場合にのみ許可されています。
- クライアントがデザインブリーフに生成AIツールの使用を許可する旨記入している場合
- そのデザインカテゴリーのコンペで第三者素材の使用が許可されている場合
以下のコンペカテゴリーでは生成AIの使用が許可されていません。
- ロゴ
- アート&イラスト
- ボタン・アイコン
それ以外のカテゴリーでは、クライアントがコンペのデザインブリーフを記入する際に、生成AIの使用を許可するかどうかを選択できます。
コンペで生成AIツールを使えるかどうかは、どのようにわかりますか?
AIの使用が許可されていない場合:
クライアントがコンペで生成AIツールの使用を許可しない場合、コンペ検索結果ページとデザインブリーフの両方にその旨が明記されます。この明記によって、生成AIが許可されているコンペを簡単に避けることもできます。
これらのコンペでは、いかなる場合でもAIは使用できず、提案するコンセプトはすべて自分の作品でなければなりません。つまり、クライアントがストック画像の使用を許可したとしても、AIが生成したコンテンツを含むストック画像の使用が認められない場合があります。
AIの使用が禁止されているコンペでは、デザインブリーフの左側にあるデザイン提案の際の注意書きにも、以下のような表示があります。
カテゴリーでAIの使用が許可されていない場合 | クライアントの選択でAIの使用が許可されていない場合 |
AIの使用が許可されている場合:
クライアントがデザイナーに生成AIの使用を許可している場合、コンペでは、コンペ一覧ページには明記されませんが、デザインブリーフのデザイン提案に関する注意点には明確に表示されます。もし許可されていたとしても、AIツールを使う必要はありません。デザインを提案する際、生成AIを使用したかどうかを申告するよう促されます。
クライアントの選択でAIの使用が許可されている場合 |
クライアントが生成AIツールの使用を許可したコンペで、デザイナーもAIの使用を選択したとしても、99designsの品質とオリジナリティのポリシーが適用されます。オーダーメイドで独創的なクリエイティビティを備えたコンセプトを提案しなければならないことを念頭に置いてください。